昨夜、父から「下血した」と電話があった。
88歳のときにも下血したことがあって、そのときは胃潰瘍で、入院治療して回復した。
見に行くと、父が動揺していたので、わたしが落ち着いていなければと思い、
深呼吸をして、気を下げて、「胃潰瘍のときも下血したけれど治りましたよね~。」と言うと、
「そうやったかの…」と父は遠い目をして言う。
父が胃潰瘍のことを忘れてしまっているのんきさに、笑わせてもらうw
わたし「お腹など痛いところありますか?」
父「どこも痛くも痒くもない」
わたしが「痔かもしれませんね~」と言うと、
父は「そうじゃろう!」と言い、
さしあたり、痔ということで父は落ち着いたw
そして、一晩様子を見ましょう、ということになった。
今日は昨夜ほどではないけれど、紙パットを見ると、少量の下血がまだある。
わたしが「時間外訪問診療に相談しましょうかね?」と聞くと、
父は「いや、(看護師さんやお医者さんが)休みのところ心配かけんでもエエ」と言う。
看護師さんやお医者さんを気遣う余裕もあり、朝食も昼食もいつも通り食べたので、大丈夫だろうと判断し、
「では、月曜日まで様子をみましょう」ということになった。
父はもう胃や大腸の内視鏡検査はしたくないと言う。
96歳という年齢的に、内視鏡検査の検査することで体調がおかしくなるということはあるかもしれない。
したくなければ、しなくて良いとわたしは思う。
たぶん主治医も父の意思を優先してくださるだろう。
先生は、父が言い出したら聞かないのをよくわかっておられるので(笑)
父にはいつもよりもっと消化の良いものを食べてもらって、明日、訪問診療の看護師さんに相談しよう。
昨日はお天気がよかったので、近所の香取神社にお参りした。
香取神社は、よくお参りする神社のひとつだ。
千葉県香取市の経津主神を祭神とする香取神宮が総本社で、関東地方を中心として全国約400社の香取神社があるそうだ。
そのひとつが近所にある。
香取神社の神さまが、父が穏やかに過ごせるよう守ってくれていると思っている。