circulus-lacteus’s diary

97歳の父の在宅介護の記録、4人の孫たちのほのぼの話など

アテローム

父の右足のすねにおできができた。

最初は蚊に刺されたほどの小さな膨らみだったが、数日で縦3センチ×横2センチくらいの大きさのおできに育ってしまった。

父は痛くも痒くもないと言うので、様子見で良いと思っていたら、

入浴介助に来てくださった看護師さんが重く受け止めて、主治医に知らせてくださって、すぐに主治医が診にきてくださった。

診ていただいた結果、皮膚の老廃物のかたまりでできた「アテローム」という良性の腫瘍とのことだ。

放っておくと、野球ボールくらいまで大きくなってしまうこともあり、痛みを伴い、破裂することもあるそうだ。

 

いまの父の場合、大きくなるのは止まっていて、痛みも出ていない。

感染予防のため抗生剤を1週間服用することになった。

また1週間後に先生が診にきてくださることになった。

 

痛みがないので、ぶつけて破裂しないように気をつける以外は、とくに変わりなく過ごしている。

痛みがあると、立ったり座ったりの動作に影響が出てくるだろうし、介助のやり方も変えなければならなくなると思うので、痛みがないのは助かる。

 

いろいろあるな…。

 

訪問診療の主治医のお話では、夏と冬は患者さんの容態が急変して、救急搬送や緊急入院が増えるそうだ。

「お父さまが入院にならないように、私たちもがんばります」と言ってくださっているのは、ありがたいことだ。

 

父は、朝の着替えなどの介護や家事のとき、寒いと言って、部屋のエアコンを切る。

わたしは暑くて滝汗なんですけどねww

午後~夜間はさすがにエアコンをつけているが、毛布と羽根布団の冬使用で寝ている。

基本的に寒いらしい。。

体温調整がうまくはたらかないのだろう。

 

猛暑のなか、エアコンなしの父の家での朝の介護と家事は、どっと消耗する。

最近、昼ごはんのあと、エアコンのきいた2階自宅のソファーで横になっていると、気がつくと寝ているw

夜も眠れるので、いまのわたしの生活には、昼寝は必要なのだろう。

熱中症に気をつけて、わたしもこの夏を乗り切ろうと思う。

 

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今年は趣味の刺繍も、時間がない、というか、余裕がなくてやっていない。

何年か前に刺した、ラベンダーの刺繍をながめ、

涼しい北海道のラベンダー畑へと思いを馳せている。


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