ヤルッコ・リーヒマキ

父は変わりない。 若干、右目のまぶたもむくんできたように見えるが、 父は鏡を見て、「どこもむくんでおらん」と言うし、 食欲と体重は変わりないので、気にしないで過ごすことにしている。 ******** さて、話は変わって、 フォーレ四重奏団 - circulus-lac…

脱水とむくみ(2)

父の左まぶたのむくみは、とくに変わりなしで、他にむくみは出ておらず、体重もとくに増えてはいない。 体調は落ち着いている。 今週、ケアマネさんが来てくださった。 このケアマネさんは看護師さんでもあり、父が「要支援」のころからの長い付き合い(7年く…

家族布置(family constellation)

4月のオンラインでのアドラー英語読書会は、 Eva Dreikurs『Adlerian Theory :An Introduction 』(対訳版『エヴァ・ドライカース『アドラー心理学へのいざない』大竹優子・河内博子訳)の67ページを読んでいった。 わたしが当番だったので、予習をして、よ…

脱水とむくみ

父はすこぶる機嫌が良い。 「調子がエエから百歳まで生きるぞ!」などと強気の父が戻ってきた。 骨粗鬆症の薬と前立腺癌の薬を3日間飲んだ、ということのフラシーボ効果のような気もするけど…w、 何はともあれ父の調子が良いのはたいへん喜ばしい。 ただ一方…

薬が二種類増える

父は、言葉は通じるし対話もできるのだけど、記憶が消えたり、作り変えられたりする。 記憶が消えたり、あるいは作り変えられているので、脈絡のないおかしなことをよく言う。 笑って聞き流せることがほとんどだが、父が言うことが、父自身にダメージとなっ…

桜と猫のこと

今日あたり桜が見ごろということで、近所の公園へ行ってみた。 いつもならお花見で賑わっている公園だが、ひっそりしていた。 花冷え花曇りの、今年の桜だ。 明日の日曜は晴れるようだ。 明日は、賑やかな公園となることだろう。 ****** 春休みに長女家へ、…

オランジェット文旦と小学生たち

春になると、毎年作るお菓子。 文旦は、ザボンとも呼ばれ、そのほろ苦さが子どもの頃は好きではなかったが、大人になって嗜好が変わって好きになった。 高知の知人が採れたてを送ってくれて、ますます好きになった。 採れたての文旦は水分たっぷりでとっても…

静かなお茶の時間

清拭や着替えや朝食介助や掃除など父の朝の介護を8時から始めて、2階の自宅に戻ると9時半くらいになっている。 この時間、夫は朝活で忙しくしているので、リビングではわたしは一人だ。 わたしは先ずお茶を淹れて飲む。 「あさつゆ」か「さえみどり」の香り…

花粉を運んでくる小さい人たち

油断していたら、小学生たちが花粉を運んできて大変だったというお話w わたしは花粉症なので、この季節は、外出は必要最低限にして、庭仕事もせず、引きこもり生活を続けている。 わたしの場合、鼻がつまってしまうとQOLが急降下する。 鼻がつまると、夜は睡…

弱音をはいてもいい(2)

父は10年くらい前から、いつ「お迎え」がきてもよいようにと、終活をはじめていた。 長いつきあいの山口県の菩提寺の住職から、たいそう立派な戒名ももらっているw お葬式はこちらでお付きあいのあるお寺のお坊さんにお願いし、四十九日は山口県の菩提寺の住…

弱音をはいてもいい

先日の訪問診療で、 先生と看護師さんの帰り際に、 父が「いつまでこんなことが続くんですかなあ…。」と言った。 いつも明るいおばさま看護師さんが、「そうですね…。」と切なそうにおっしゃり、 わたしは複雑な思いが交錯して何と言ってよいのかよくわから…

残存能力を補う

父の体重が減って42キロになった。 昨年11月末には45キロだったので、3ヶ月で3キロ減ったことになる。 もともと70キロくらいあった体重が長い時間(10年とか20年とか)をかけて減っていって、ここ数年は45キロくらいで安定していたので、3ヶ月で3キロ減は急な…

ああ花粉症

父は、コロナにかかって1キロ減った体重が、半月かけてもとに戻った。 もとに戻ったと言っても43キロ台で、疲れやすいのは変わらないのだが、 それでも、昨年末からずっと右肩下がりの体重だったので、増加傾向は嬉しい。 ****** 昨日は暖かく今日は寒い。 …

小さいお客さん

今日は小学生たちが遊びに来た。 お昼過ぎに、小4孫のキッズ携帯から「ばあば、今いる?」とショートメールがきた。 「いるよ」と返事をした。 電話がかかってきて、「おともだちと行ってもいいですか?」と言うので、「いいよ」と答えると、3人でやって来た…

保育園のことなど

2月から、次女がフルタイムで職場復帰した。 次女の夫さんは、ご両親とともに代々続く家業を営んでいる。 保育園がお休みの日曜日と祝日に、次女夫婦は仕事なので、二人の子どもたちの預け先をいろいろ考えたそうだ。 その時点での選択肢として、平日~土曜…

一回性

アドラー流山のフォロー会に参加した。 いつもながら、勇気づけの場の雰囲気にどっぷり浸かることができ、自分自身にできることのヒントや、課題にしっかりと向き合う元気をもらえた。 今回わたしにとって印象的だったことは、 パセージプラスの第5章のおさ…

covid-19その後

今週は、父は看護師さんにお風呂に入れていただき、さっぱりしている。 火曜日に看護師さんが体重測定してくださったとき、父の体重が42,2キロになっていた。 コロナ罹患で1キロ減ったことがわかった。 軽症で食事も食べられていたが、96歳の身体にはそれな…

平常時の暮らしに戻す

父のコロナは軽症だった。 義母は罹らなかった。よかった。 今週から、平常時の暮らしに戻すことにした。 父に関しては、お休みしていた訪問看護師さんによる入浴・訪問リハビリ・ヘルパーさんによるお掃除を再開していただく。 わたし自身は、なんとなく気…

covid-19 (2)

父がコロナに罹ってしまったorz 接触しないように、父もわたしも一生懸命に気をつけていたが、父に移ってしまったorz 先週金曜日に、父が「喉が痛い。喉がゴロゴロする。」と言うので、熱を測ったら38度あった。 午後から往診に来ていただき、コロナ陽性との…

covid-19

夫婦で初コロナ陽性となったorz 先週末に夫が罹り、隔離生活していたのに、2日後にわたしも発熱、陽性となった。 インフルより、コロナのほうが感染力が強いと思った。 罹ったものは仕方ない。しっかり治すしかない。 わたしの場合、かかりつけ医から、「今…

羽毛布団

父は、布団は昔から綿(わた)の布団が好きで、羽毛布団を勧めても、「綿の布団じゃなきゃ、寝た気がせん」と言っていた。 そんな父が、「今年の冬は布団が重くていけん。」と言う。 筋力が弱ると、布団が重いと感じるようになるらしい。 父と相談して、冬用の…

訪問歯科(2)

父の訪問歯科の治療は、いったん終わった。 結局、96歳という年齢と身体の状態を考えて、積極的な治療をしないことを父と一緒に選んだ。 父の歯は、3ヶ所に問題があった。 1ヶ所目は歯茎が腫れて痛みが出ていて、 2ヶ所目は歯が半分欠けていて、 3ヶ所目は歯…

痛い在宅医

長尾和宏著『痛い在宅医』(ブックマン社)を読んだ。 末期がんの父親が亡くなるまでの時系列の記録、父親の死後に行われた、父親の在宅医・病院事務長・訪問看護師と娘さんとの面談の逐語録、著者と娘さんとの対話、著者の見解などで構成されている。 とても…

編み物

小学生の孫たちに頼まれて、レース糸でシュシュ(ヘアゴム)を編んだ。 試し編みを気に入ってくれて、色を指定してくれたので、介護のスキマ時間に編んだ。 2つで3日ほどでできたw 孫たちに持って行くと、喜んでくれた。 わたしは昔から編み物や刺繍やパッチ…

訪問歯科

年末12月21日にケアマネさんがいらしたとき、父が「奥歯が痛かったが、カロナール300を飲んだら治った。」と言った。 ケアマネさんは、「年末年始に痛くならないように、訪問歯科の先生に来てくださるように手配しましょうか?痛くて、ごはんが食べられなく…

平等の位置

AIJ(野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japan)の新春オンラインシンポジウムに参加した。 毎回聞きごたえのあるお話なので、楽しみにしている。 今年のテーマは『アドラー心理学のしあわせのかたち~平等の位置~』だ。 まずは、中井亜由美氏が「親と子の…

初おでかけ

今年に入って初めて、最寄り駅から電車で4つ目の駅にある眼科へ出かけた。 持病の眼病の検診だ。 電車に乗ったのは約1ヶ月ぶりだw 父の在宅介護を始めてから、ふだんは基本的には、自転車で近所のスーパーや薬局などへ行く以外は、家にいるので、長時間の…

初参り

娘家族が帰っていって、静かなお正月となった。 1階にそれぞれ独立して住んでいる父と義母は、わたしたち夫婦が住んでいる2階まで外階段を上がって来れなくなったので、わたしたちが父と義母の生活時間のペースに合わせて1階へ行って過ごしている。 在宅介護…

あけましておめでとうございます

怒涛の年末~元旦だったw 小学生の孫たちが、毎日遊びにきていた。 長女は仕事が忙しく、今年の冬休みは、子どもたちだけで遊びに来るようになった。 小4孫は自転車で、小2孫は走ってやってくるようになった。 小2孫は、まだ自転車にうまくのれないそうだ。…

アドベントカレンダー

クリスマスも終わって、お正月にむかって忙しくなる、 昨日、次女が1歳のあーくんと3歳のゆったんを連れてやってきた。年末にはパパもやってきて年越しをする。 孫たちは、食べているときと寝ているとき以外は、パタパタきゃっきゃっと走り回っているw とに…