保育園のことなど

2月から、次女がフルタイムで職場復帰した。

次女の夫さんは、ご両親とともに代々続く家業を営んでいる。

保育園がお休みの日曜日と祝日に、次女夫婦は仕事なので、二人の子どもたちの預け先をいろいろ考えたそうだ。

その時点での選択肢として、平日~土曜日はきょうだい別々の公立保育園に預け、日祝はまた全く別の無認可保育園に預ける以外なかったのだそうだ。

 

親族会議の結果、けっきょく、次女の夫さんのお姉さんご夫婦が、二人の子どもたちの日祝のお世話してくださると申し出てくださったそうだ。

とくに日曜日と祝日は家業が忙しいので、夫さんのお姉さんがご家族でお手伝いにきて、お姉さんご夫婦で子どもたちを見てくれるということになったそうだ。

お姉さんご夫婦にも4歳の男の子がいて、次女のところの2歳と3歳の子どもを見るということは、大変なことだと思う。

にもかかわわらず、お姉さんご自身も、小さいころ同じように、保育園がお休みの日曜日と祝日は、親戚のおばさんやおじさんに見てもらって、大きくなったという理由で、快く申し出てくださったそうだ。

こうして、次女家の家族にささえられて、子どもたちは、平日~土曜日には、二人とも同じ公立のこども園に通うこともでき、

次女は、安心して職場復帰できた。

 

それで今度は、子どもたちが病気になって、どうしても預け先が確保できない場合にどうするかということも、次女たちはいろいろ考えたそうだ。

近年、病児保育が普及していて、次女が住んでいる地域でもいろいろあるようだ。

行政から助成金やクーポンも出て、働くママを手厚くサポートする制度もあるようだ。

ただ、子どもの立場になると、病気になったときに、ふだんとは違う、あまりよく知らない人に預けられるのは、落ち着いて身体を休めることができないかもしれないのではとわたしは思ったりする。

(子どもの適応力はすごいので、そんなことはないのかもしれないが…。)

そんな話を父としていたら、

父が「行ってやるとええじゃろう」という。

わたしが次女の家に行って、子どもの面倒を見たらよいと言うのだ。

父は、わたしが次女の家に行っている間のさまざまな負担を引き受ける用意があるのだ。

ちょっとビックリした。

 

わたしがコロナにかかっていた時、父はひとりで着替えをしたり、冷蔵庫に入れた食事をレンチンして温めて食べてくれた。

支えがなくては立てない不自由な身体なので、ひとつひとつの動作にものすごく時間がかかるし、ものすごく疲労するのだが、

それでも、きっと、自信がついたのだと思った。

そして、かわいい孫や曾孫のために何かしらできることをしてやりたいと思ったのだろう。

そんな父の思いが、うれしかった。

 

状況は変わるだろうし、現実的には訪問の方々がいらっしゃる日は父ひとりで対処できないので、「いないよりマシ」くらいの助けかもしれないが、次女も喜んでくれていた。

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雛人形を出した。

雛人形は女の子の厄払いの意味もある。

長女も次女も今年は雛人形を出したと聞いていない。

忙しいのだろう。

 

今年もピアノの上に飾ったので、屏風などもナシだ。

夫が眺めて「きれいだな」と言って喜んでるのが、なんだかおもしろいw
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