小さいお客さん

今日は小学生たちが遊びに来た。

お昼過ぎに、小4孫のキッズ携帯から「ばあば、今いる?」とショートメールがきた。

「いるよ」と返事をした。

電話がかかってきて、「おともだちと行ってもいいですか?」と言うので、「いいよ」と答えると、3人でやって来た。

うちのお雛様をみて、3人ともが「わたしのうちは、おひなさま、飾っていない」と言うので、

「じゃあ折り紙で作る?」と聞くと、

「作る!」と言う。

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今どきの小学生は、わたしのタブレットを貸してね、と言い、サクサクと調べて、これにしようと決める。

入学した時コロナ禍だったので以降リモート授業はあたりまえになっているし、子どもたちでグーグルスライドを使った発表などもあたりまえのようだ。

生粋のデジタル教育世代だ。(…ちょっと言い過ぎかもw)

 

折り紙は、小学生たちが、「ばあば、ここ折り方がわからない」と尋ねてくる部分だけ手伝った。

女雛と男雛の作り方を1回教えると、小学生たちは、次々に好きな柄の折り紙で、女雛と男雛を作り、三人官女と五人囃子と右大臣・左大臣を作った。

三人官女と五人囃子と右大臣・左大臣の風情と持ち物も、わたしのタブレットで検索して調べていた。

提灯を折るのが得意と言うおともだちが、飾りの提灯と花をあっという間に作り、

合作のお雛様ワールドのできあがり。

 

小学生たちは、ミルクティーと、クラッカーにクリームチーズをはさんだお菓子?(わたしがワインを飲むときのツマミで常備しているw)を食べて、

思い思いにピアノを弾いて、

歌って踊って、

ソファーから飛び降りて遊んで、

そして、作ったお雛様を持って帰って行った。

 

子どもたちはいつも空白のない濃密な時間を過ごすなあと思う。

 

長女からお礼の電話があり、「子どもたちが、ばあばの家に行くと気分が変わると言ってる」とのこと。

わたしも気分が変わったし、子どもたちが気分転換する居場所の一つになれて嬉しい。