covid-19その後

今週は、父は看護師さんにお風呂に入れていただき、さっぱりしている。

火曜日に看護師さんが体重測定してくださったとき、父の体重が42,2キロになっていた。

コロナ罹患で1キロ減ったことがわかった。

軽症で食事も食べられていたが、96歳の身体にはそれなりのダメージがあったということだ。

訪問診療や訪問看護の看護師さんが、今週も度々電話をくださって、コロナ後遺症についての心配をしてくださる。

わたしの後遺症についても心配してくださる。

父もわたしもとくに大きな後遺症はないが(たぶん)、気にかけていただいていること自体が心強い。

 

父を在宅介護すると決めたとき、医療従事者の長女夫婦から、訪問診療と訪問看護の利用を強く勧められた。

利用することで、何より家族の身体的・精神的な負担が大きく減るという理由だ。

確かに、父が通院のときに長い時間座っていられなくなったことと、わたしが目が悪くなって車の運転できなくなったこともあわせて、父の通院の算段をいろいろしなくて済むのは助かる。

父が入院していた総合病院に聞いてみると、その病院の付属診療所の訪問診療と訪問看護を利用できることがわかった。

なので、父の退院後から今日まで約1年半、ずっと利用させてもらっている。

当初父は、新しい暮らし方のイメージができず、「今度はいつ来るんじゃ?」「薬はどうするんじゃ?」「内科以外はどうするんじゃ?」「来てもらいたくないときはどうするんじゃ?」等々ずいぶん困惑していたが、「さしあたって3ヶ月やってみませんか?合わないなら止めましょう」とお願いし、父も了解してくれた。

で、やってみたら、内科以外の皮膚科や泌尿器科も診てもらえ、薬も基本的に父の言う通りに出してくださり、そんなこんなで3ヶ月で父は慣れて、今は「もう通院は面倒じゃな。もう通院はできんな。」と言っているw

父は介護保険医療保険も2割負担なので、それなりにまとまった費用がかかるが、

入院中からの情報を共有して医学的管理をしてもらえることは、自宅にいながら、入院生活に近い穏やかな日々を保てているし、

とくに、今回のようにわたしも具合が悪くなったときはたいへんありがたいと思った。

在宅介護は、その家の数だけ、さまざまな形があると思う。

ただ、わがやにとっては、今の形は、とても助かっている。

介護する側のわたしが安定していると、介護される父や他の家族にもよい影響があると思う。

 

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青森に住む友だちが、勉強のために千葉に来られ、お会いできた。

滋養のある青森の幸(さち)をお土産にくださった。

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青森は仕事や観光で何度も訪れた大好きなところだ。

これらの青森の幸(さち)には、楽しい思い出がくっついている。

どれも大好物だが、「いちご煮」というウニとアワビの潮汁は、炊き込みご飯にすると抜群においしい。

ありがとうございました!