娘家族が帰っていって、静かなお正月となった。
1階にそれぞれ独立して住んでいる父と義母は、わたしたち夫婦が住んでいる2階まで外階段を上がって来れなくなったので、わたしたちが父と義母の生活時間のペースに合わせて1階へ行って過ごしている。
在宅介護が始まると、外階段は不便だなと思うようになった。ホームエレベーターか、せめて内階段があるといいなと思うが、構造的に難しいそうなのでガマンガマン。
…足りないものを数えて嘆くのではなく、すでに与えられているものを数えて喜ぼうと思う。
ともあれ、無事に過ごせている。
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能登の被害の大きさが明らかになっていく。
亡くなった方々や、怪我をされた方々、家を失った方々、寒い思いをしている方々を思うと、胸が痛む。
羽田空港の事故では、能登に助けに行こうとしていた海保の方々が亡くなった。かなしすぎる。
今のわたしは祈ることくらいしかできない。
これ以上、深刻なことが起こりませんように、どうか日本の国が無事を取り戻しますようにと、初参りでお願いした。
初参りは、いつもお参りする近所の3つの神社に行った。
3つの神社とも、いつもは、家族の無事への感謝のお参りをするのだが、このたびは、日本の国の無事をお願いしないではいられなかった。