父の介護中心の生活をしていると、遠くに出かけたり、家を長時間空けたりができなくなったが、細切れの隙間の時間にいろいろできる。
その隙間の時間に、うちの家事をしたり、義母の様子を見に行ったり、近所に出かけたり、庭いじりや読書などの自分のための時間を過ごしている。
ブログも隙間の時間に書くのがちょうど良い。オンラインの学習会や打ち合わせにも、途中で退席させてもらえる場合は参加している。
そして娘たちのサポートも。
今朝、近所にすむ長女家が、4人全員38℃~39℃熱が出る風邪をひいて機能不全になっていると言う。
いまはネットスーパーなど便利になって、お惣菜でもなんでも持ってきてもらえるが、今日の昼ごはんのことを考える気力もないようだ。
そういう時あるあるだ。
そこで、父の朝の介助が終わってから、訪問診療の先生がいらっしゃるまでの、9:30~10:20の隙間時間があったので、冷蔵庫にある材料でチャーハンを作って持っていくことにした。
たまねぎ、にんじん、ピーマン、カブの葉っぱ、たまご、しらす干しの六目チャーハンだ。なんてことないチャーハンだけど、おふくろの味チャーハンだ。
子どもたちは、熱が出ていてもよく食べるので、チャーハンだけだと足りないかと思って、道の途中にあるコンビニで、鶏の唐揚げとデコポンも買って持っていった。
長女家のチャイムをピンポンすると、病状がもっとも軽いらしい小2孫が、パジャマ姿で出てきた。
風邪が移ると困るので、「みんなによろしく伝えてね~」と、小2孫の頭をなでなでして帰った。
孫にも会えたし、充実の隙間時間だった(笑)
長女家の機能が回復するまでに、もう数回食事運びがあるかな。
こうした細切れの時間の使い方に馴れてきた。
今日の訪問診療では、父が先生に腰の痛みを訴えていた。
先生は触診なさって、「骨は折れていないから、年齢によるものと思って、どうしても痛いときは痛み止めを飲んで、腰痛と付き合ってください。」とおっしゃった。
父はここ数日、身体を動かすと腰が痛いので、安静にしている。
2020年春に、自然な圧迫骨折によって腰が曲がってしまったが、またさらに腰が曲がってしまうのかもしれない。
一進一退しながらも、寝たきりにならずに、自分にできることを見つけて暮らしている父に、わたしは学ばせてもらっている。