water power

先日、孫たちが全員集合していたときのこと。

この日は長女が、趣味のイベントに出かける日で、長女家の朝ごはんがいつもより早かったらしい。

小4孫と小2孫は、お父さんに送られて9時前にうちにやってきた。

着くなり、「ばあば、お腹がへった」と言うw。

そこで、小学生たちとゆったん(2歳8ヶ月)とあーくん(1歳2か月)と次女(!)は、早々とおやつタイム。

ハチミツをたっぷり塗った厚切りトーストと、帆立シューマイと茹でたブロッコリーをたくさん食べたw

よく食べる小学生たちが来ていると、ゆったんもあーくんも次女も、いつもよりよく食べる(笑)

 

「みんな、たくさん食べたので、お昼ごはんまで外で遊ぼうよ!」と次女が言った。

わたしも、この日は父の訪問介護の方が来ない日だったこともあり、次女1人で4人を見るのは大変だとも思ったので、ついていくことにした。

小4孫と、ゆったんとあーくんと次女は、外へ行く準備を始めた。

すると小2孫が、「いやだー😭」と泣く。

「どうしたの?」とみんなが聞くと、

「お外いやだ、おうちがいい😭」と泣く。

「どうしようか?じいじがいないから、困ったねえ…。」とわたし。

「ばあばがおうちにいてあげて。ばあばの代わりに、外ではわたしがゆったんと手を繋ぐから。」と小4孫。

「いやだ、みんなおうち😭」と小2孫。

「わたし外に行きたい」と小4孫。

「ゆったんも、おそといきたい」とゆったん。

「お腹がいっぱいだから、みんなでお外で遊んでから、お昼ごはんにしようよ」と次女。

(ちなみに、あーくんは、次女に抱っこされてニコニコしている。まだ意見は言わない笑。)

 

「お外いやだ。みんなおうち😭😭💨」と、この世の終わりみたいに、えんえんと泣き続ける小2孫。

お外へ行きたい人たちは、泣いている小2孫を置き去りにしてお外に行くのが、つらくなって、困ってしまった。

 

あらまあ、どうしましょう。

 

小2孫が、water power(涙の力)を使うことによって、

みんなが影響を受けて、「かわいそうだから、じゃあ、お外はやめようか」ということになる…というようなことを、…つまり泣くと思い通りに人が動いてくれるというようなことを、

小2孫にあまり学んでほしくないと、わたしは考えた。

 

ちょっと考えて、

「みんなお外に行きたいって言ってるから、みんなとお外に行くか、ばあばとおうちにいるか、選べるのは、どっちかしかないと思うよ。よく考えてみて。」と言ってみた。

…3分くらい「いやだ😭」と泣いていたが、

背中をトントンしていると、泣き止んで、「ばあばとおうちにいる」と言った。

 

…結局は、次女たちが外へ出かけた10分くらい後に、気がかわって、「みんなのところへ行って遊びたい。」と言う。

外へ出ると、「歩けない」と言うので、

「ばあばの自転車の後ろの荷台のカゴに乗る?」と冗談で聞くと、

なんと「乗る」と言うではないか。

乗せてみると、時々見かける、荷台のカゴに乗っている大きなワンコのようだw

ヘンテコすぎて笑える。

わたしは自転車を押して歩いた。

小2孫は、「恥ずかしいけど、おもしろい~」とかケラケラ笑いながら乗っていた。

ほんと、おもしろすぎる。

公園の手前で、「歩いていく」と、自らカゴから降りたのは、やっぱり恥ずかしかったのだろう(笑)

その後は公園で楽しく遊んだ。

(つづく)

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父の家のリビングから見えるところに植えている、ピエールドゥロンサールという名前のバラが満開だ。

部屋にも活けて楽しんでいる。