water power(2)

小2孫のwater powerエピソードのわたしの対応について、

小2孫に「私は能力がある」「人々は私の仲間だ」という適切な信念が育ち、あわせて「自立する」「社会と調和して暮らす」という行動ができるようになっていくかどうか、

アドラー心理学を学ぶ仲間たちに意見をもらい点検を手伝っていただいた。

 

仲間たちは、いつもながら、丁寧に話を聴いてくれた。

仲間たちはわたしに、小2孫に、何を学んでほしかったのか?と、聴いてくれた。

「~を学んでほしくない。」という否定文ではなく、

「~を学んでほしい。」という肯定文での整理を仲間たちは手伝ってくれた。

 

・違いを認めて、自分でできることを探すことを学んでもらいたい。

・相談することを学んでもらいたい。

できれば、water powerを使わないで、「ねえ、みんな聞いて~」と相談する。自分の考えを伝え、みんなの考えも聞くことを学んでもらいたい。

…学んでほしいことを、このように言語化できた。

 

野田俊作『勇気づけの歌』(15)(16)の

人と協力しようとするならば

互いに考え知らなければならぬ

人にはテレパシーの力はない

黙っていてもなにも起こらない(15)

 

思いを相手にわかってもらうため

あるいは相手の思いをわかるため

まずは言葉で思いを伝えあう

言葉の力が関係作り出す(16)

…を思い出した。

これは、孫に学んでほしいことであると同時に、わたし自身、生涯学びつづける必要があることだ。

わたしも孫とともに成長していきたい。

わたしは、小2孫が、どうして家でみんなと遊びたいのか、どんなことをして遊びたいのか、ちゃんと意見を聞いていなかったぞw。

今度同じような出来事があったときに、わたしにできることが見つかった。

 

…もうひとつ大事なことに気づいた。

このwater powerエピソードを長女に話したとき、「あら、うちでは、そんなこと一度もないよ。」と不思議そうにしていたことも思い出した。

…そうなんだ。

…仲間たちの「(小2孫)ちゃんは、water powerを使うくらい、勇気がくじけているんですよね?」「(小2孫)ちゃんの視点で考えると?」「(小2孫)ちゃんの目的は?」と言う言葉にハッとした。

このエピソードは、全体的に、注目関心を得るための小2孫の努力で、相手役はわたしだ。おーまいがー。

 

…たしかに、ゆったんとあーくんという小さいいとこたちがいると、小2孫は、これまでの「小さい人」での所属のしかたではおれなくなる。

ばあばのおうちでは、小2孫にとって、所属が不安定になっているのだ。

小4孫は、揺るぎなく「小さい人たちの面倒をみるお姉さん」の位置にいる。

小2孫も、小さい人たちを遊んでくれるが、わたしは当たり前と思って、スルーしていたorz

いくら適切な行動をしても、前みたいにばあばとつながれない、だから不適切な行動をしてばあばとつながろう、ということだorz

いかん、いかん。

でも気づいてよかった。

 

これから、当たり前に感謝しよう。

そして、小2孫の協力・成長・長所に焦点をあてて、しばらく意識的に勇気づけていこう。

わたしにできることが、もうひとつ見つかった。

(おわり)