近所の公園の桜がきれいなので、孫たちとお昼ごはんを公園で食べることにした。
一丁目公園とトトロ公園とどちらに行くか…。どっちも桜がきれいだ。
「どっちの公園で食べようか?」と聞くと、
4月で小4になった孫が、「お昼ごはんを食べるならトトロ公園がいい」と言う。
それに対して小2になった孫は、「一丁目公園でお昼ごはんを食べたい!」と言う。
あらら意見が割れた。
ちなみに2歳のゆったんと、1歳のあーくんは意見なしだ(笑)
「どうしても一丁目公園はイヤだ」と言う小4孫に、
次女が「どうしてそんなにイヤなのかな?」と聞くと、
「友達いるかもしれないから」と言う。
なるほど、お友達がいるところで、家族でビニールシートを広げてお昼ごはんを食べるのがイヤなお年頃になったようだ。
小2孫は、「一丁目公園!一丁目公園!」と言い続けている。
小2孫は、遊具が充実している一丁目公園が大好きなのだ。
小4孫は半泣きになっているw
小2孫に、「(小4孫)ちゃんがとっても困っているみたいだよ。どうしようか?」と聞くと、
少し考えて、「でも、一丁目公園で食べたい」と、小2孫も半泣きだw
パセージには、
きょうだい関係については、誰かが有利になって誰かが不利になるような介入はしない方がいいと思います。(テキスト17L)
と書いてあったぞ。
…うーん、どうしよう。
いつでも選択肢があることが大事だということを思い出しながら、選択肢を広げるために、まずは「両方の公園に行くのはどうかな?」と、みんなに聞いてみた。
次女が「時間はたっぷりあるから、両方の公園に行くのいいね!どっちも桜が見ごろだものね!」と賛成してくれた。
すると、小2孫が、「じゃあさ、トトロ公園でお昼ごはんを食べて遊んで、一丁目公園でおやつを食べて遊ぶのは?」と言う。
あら、どっちの公園でも何か食べるという、食いしん坊が考えた協力的なアイデアだ!
小4孫も、「それならいいよ。でもわたしは、一丁目公園でおやつは食べないけどね。」と言う。
あら、紛糾することなくスムーズに合意がとれてよかった。
結局、トトロ公園でお昼ごはんをお腹いっぱい食べたからか、一丁目公園では孫たちはおやつのことは何も言わずに、走り回って遊んでいた。
大人は桜を愛でた。
よきかな、よきかな。
*****
2023年5月13日(土)柏市で、アドラー心理学の子育てに関する講座が開催されます。お申込みは、パレット柏総合受付04-7157-0280(4月16日午前9時~電話予約開始です)