長女のところの小4孫が10歳になった。
次女が来ているときにお誕生日会をした。
メニューは、サンドイッチと鳥の唐揚げとフライドポテトだ。
鳥の唐揚げとフライドポテトは、わたしの担当だ。
サンドイッチは、小学生の孫たちが作った。
次女が小4孫にプレゼントした『とびっきりおいしい おうちごはん~小学生からの料理』(野村友里著)という本を持ってきて、その本を見ながら作ってくれた。
小4孫は卵サンドの担当だ。
卵を、沸騰したお湯から8分ゆでて、サッと冷水につけて皮をむくと、半熟ゆで卵になる。フォークでつぶしてマヨネーズであえると、やわらかなフワッとした卵サラダができる。…と本に書いてある通りに作ってくれた。
小4孫は、わたしが手伝わなくても、もう一人でできる。先日は、本を見ながらグラタンも作ったのだとか…。頼もしい。
小2孫は、野菜サンドイッチの具の、キュウリとハムとトマトをマヨネーズであえるサラダを作った。小2孫は、野菜を薄く切るのがまだちょっと苦手ということなので、わたしがキュウリとトマトを薄く切るところだけ手伝だった。
デザートは、フルーツをゼリーで寄せたゼリーケーキだ。
小4孫は、果物が大好きなので、フルーツたっぷりだ。
次女がささっと作ってくれた。彼女も小学生のころから、よく料理を作っていたな…。彼女にとって料理は砂遊びや粘土遊びの延長だったと言う。
料理好きが高じて、とうとう彼女の仕事になった。
アドラー心理学では、10歳のころにはライフスタイルが固まるという。
小4孫は、最近休み時間に運動場を15周していると言う。
一人で15周走っているのだそう。
マラソンの練習してるの?、とわたしが言うと、
走りながら、みんなが運動場で遊んでいるのを、観察してる、と言う。
へーおもしろいね。
小4孫は、みんなと遊びに熱中するよりも、みんなの周りを走って回ってみんなが遊んでいるのを見ているのが好き、というような、そんな所属のしかたをする子なのだ。
この所属のしかたが小4孫にとって「自然」なのだろうし、この所属のしかたでみんなに貢献できているところが多々あることを、ばあばは知っている。
小4孫が、これからも自身のライフスタイルを、貢献や責任の方向に上手に使っていけるよう、
…つまり、あなたがみんなと共にしあわせになる、そんな協力的目標を作り出す側のあなたらしいライフスタイルを、これからも健やかに育てていけるよう、ばあばはずっと応援している。