気分転換

今日は久しぶりに雨が降って、涼しい。

明日からまた猛暑日だそうだがw、涼しいのはうれしい。

父は、体重と血圧が少し減少傾向だ。

体重は500グラム~800グラム、血圧は10くらい減ってきている。

誤差の範囲なのかもしれないが…。

少なくともこの1週間、増加はしていない。

ゆっくり回復していくのだろう。…たぶん。

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長女のところの孫たちから、近所のスパに行こうと誘われていた。

そのスパは、昨年4月にでき、関東最大級の規模のスパ&サウナ施設だとかで話題になっていた。

友だちがリサーチがてら行ってみて、よかったと言ってはいたが、混んでいたようで、ウチの家族は、なんとなく敬遠していた。

1年たって、その混雑も落ち着いたようだ。

先日、長女家族が行ったところ、天然温泉でたいへんよかったとのこと。

孫たちが、今度はばあばと一緒に行きたいということで、誘ってくれたわけだ。

 

けれども、わたしは、父のことが気になって、あまり乗り気になれなかった。

「うーん、またね」などと言っていたら、小4孫が、「ばあば、行こうよ。気分転換になるよ。」と言う。

小4孫のその言葉が、とても自然にわたしに届いて、

…気分転換、そうだよね、…気分転換、大事なことだよね、と思った。

 

近いので、行こうと思えば、父の介護のスキマ時間に行ける。

父に聞いてみると、最初は遠いところへ行くように誤解して困った顔をしていたが、すぐ近所のお風呂屋さんに行くのだと理解すると、「そんなことなら、行ってきたらよかろう。」と言ってもらえたw

…ほんとうは、一緒に行けたらよいのだけどね。

 

父に、夕食の時間を少し早めてもらって、行くことにした。

夫も行きたいということになり、夫は先に行ってスパ&サウナ巡りをし、スパ施設内のレストランでわたしたちと待ち合わせて、みんなで夕食、その後夫は家に帰り、わたしたちはスパ&サウナ巡りをすることにした。

…義母は風邪気味だったので、残念だけどまたの機会に行くことになった。

 

スパは、天然温泉で、15種類もお風呂があった。

体温と同じ36℃くらいの「源泉不感炭酸泉」というお風呂が、一番よかった。このお湯は、副交感神経のはたらきが優位になるようで、リラックスしていつまでも入っていられた。

露天風呂には椅子が並べてある外気浴スペースがあった。椅子に座って休んでいると、夕方の涼しい風が、お風呂で温まった身体にあたって、心地よかった。

サウナはもともと好きではないのでわたしはパスして、1時間ほどあちらこちらのお湯を楽しんだ。

 

お風呂から上がって、長女家族とソフトクリームを食べた。

なんだか、ちょっとした旅行に行ったような、非日常の時間だった。…そもそも温泉なんて、コロナ禍以来、4年ぶりだ。

入浴料1,100円で、えらく贅沢な時を過ごせた気分だw

 

帰って、父のところへ行ったら、変わりなしだった。よかった !

あとはもう寝るだけだw

温泉で温まったからか、一晩中ずっと足が温かくて、夜中に目が覚めることなく、眠りの質がよかった。

翌朝気づいたことだが、

いつも考えている今日の段取りや、食事のメニューをまったく考えていなかった。冷蔵庫に何が入っていたかも、すっかり忘れていたw

昨日のことも、明日のことも忘れていた。

ほんとうに、身体も心もくつろげて、気分転換できた。リセットできた。

孫ちゃんたち、誘ってくれてありがとう。