「はい、ボス」効果(2)

アドラー心理学研究会@柏の「勇気づけオンライン会」に参加した。

この会は、パセージ修了者限定で、よく知っている方、もしくはよく知っている方のお仲間が、全国から参加なさる。

お世話役のY子さんが作ってくださる、とても安心できる場だ。

 

父の薬の在庫管理の「はい、ボス」のエピソードを出させてもらった。

最後の部分が、ちょっと強引な秘書官だったと思ったので、みなさんに点検を手伝っていただいた。

 

エピソードを聞いた後、たくさん質問してくださり、しっかりと「問題の共有」をしてくださる。

 

そして、父のストレンクスをどんどん出してくださる。

○気力がある。きちっとしたいという欲求がある。

○納得できると、理解し、実行できる。

○代替案を自分で出すチカラがある。

○かくしゃくとしている。引き下がったり、自分でふんばったり、残っているチカラを使っている。

○傷つく人はいない。父によって人々が学べている。人々のスキルアップ、人材育成、教育をしている。

○薬の話で、家族や人々とつながれる。

…仲間の力によって、このエピソードを眺めるわたしの視野がひろがっていく。

とてもとてもありがたい。

 

次に、ちょっと強引な秘書官だとわたしが感じていた部分について、代替案を考えてみた。

ボスが納得して、ボスのタイミングでやる、ということに添った秘書官であるために。

父に、「(はい、ボス)次の訪問診療まで時間は十分にありますから、表を修正して、納得がいくまで計算をやりなおすというのはいかがでしょうか~?」あるいは「(はい、ボス)ちょっとお茶でもいれてまいりましょうか~?」(とポジティブタイムアウトをとる)などと聞いてみることはできると思った。

急ぐことはないのだ。

 

メンバーさんの、「敏腕秘書官ではないほうがよいですよ~、一発解決を目指さないへっぽこ秘書官のほうがよいですよ~」というご意見をうかがって、笑ってしまった。

わたしにとって「へっぽこ」はプラスの意味を持つので、「へっぽこ秘書官」のペルソナで、のんびり楽しくやっていこうと思う。

「へっぽこ秘書官」のペルソナは、適度に力が抜けて、いい感じだ。

いつも、ありがたい仲間たちに、わたしは助けられている。

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フリュイテという名前のバラが咲いた。

咲き始めは杏色で、咲き進むと外側に向かって濃いオレンジ色のグラデーションになるのがとても美しい。

フルーティーなさわやかな香りが心地よい。

ハーブといっしょに活けてみた。