「先祖の霊があの世から帰ってきて、家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていく」「今の自分があるのは先祖のおかげと感謝供養する」というお盆の行事は、日本人のよき風習だとわたしは思う。年をとるにつれ、目に見えるものだけではなく、目に見えないものにも支えられて生きている、という実感が増していく。それだけ、あの世に近づいているということなのかもしれないな。ともあれ、明日から4日間、あの世からこの世に帰ってくる先祖を感じながら、感謝しながらともに過ごすのだ。
父が入院中なので、父の家の仏壇に、父がこれまでやっていたように、お盆のお花や落雁をお供えした。
わたしの高校時代の友達が、父へのお見舞いに送ってくれた果物の涼菓もお供えしておいた。
盆提灯も用意した。
これで、ご先祖さま、祖父母、母を迎える準備ができた。
お盆とは関係ないが、今日は黒糖蒸しパンを作った。
レシピはこれ。
https://www.sirogohan.com/sp/recipe/kokutou/
材料を全部混ぜて、型に流し入れて、蒸すだけでカンタンにできる。ほわほわのやさしい味で、冷凍保存しても、ほぼ変わらず美味しい。
孫へのお土産にしようと思う。
孫はかわいいものだ。そして、おもしろい。やだ~と泣かれても、イタズラされても、笑ってしまう。孫は、今のわたしの必須ビタミンだ。