父の退院

今日、父が退院した。

 

父から「退院のときに髪を整えたいからポマードと櫛を持ってきてほしい」と携帯メールがきて、昨日持っていった。髪の毛、ほとんどないのですけどね笑、身だしなみを気にするところは、元気になったということでしょう。

 

帰り道は、病院が手配してくれた介護タクシーを利用した。介護タクシーは、車椅子に乗ったまま乗り降りできる。こういうタクシーがあるのだと社会勉強になった。

 

引き算ではなく足し算で父を見ていくと、

歩行器や杖や手すりなどの支えは必要だが、家の中をなんとか歩けるのは助かる。

日中は自力でトイレに行って用を足せるのが助かる。

夜間はベッドサイドに設置したポータブルトイレを使ってくれるので、夜間見ていなくても済むので助かる。

着るものを渡すと、たいへんゆっくりではあるが、自分で着替えてくれるのも助かる。

日中に着るのはポロシャツとズボン、夜用はパジャマを着るんじゃーと、ずっと寝巻きの入院生活にピリオドを打つ姿勢が頼もしい。

食欲があり、座って介助なしに食べられるのも嬉しい。

ちょっと奮発した和牛のすき焼きを、喜んで食べてくれて、よかった。

正面から大声でしゃべると聞こえるのでよかった。e.t.c. …最後は絞り出した感ありw

 

今日は、父のテレビが映らなくなった。父は「もう寿命じゃー、買い換えじゃー」と言うが、いろいろ調べてみた。

B-CASカードを抜き入れすると一旦治るが、いよいよエラーメッセージしか映らなくなった。

他のテレビのB-CASカードを入れてみると映るようになったので、テレビ自体の故障ではなく、B-CASカードが壊れたようだった。

B-CASカード会社に電話して、状態を話すと、やはりカードの不具合だろうということで、再発行してくれることになった。ふ~。

父のテレビも復活できそうなので、よかった。

 

こうしたアクシデントもありながら、退院日は無事に過ぎていった。