最初で最後

今日は、先日のわたしの健診の結果の診察日だった。結果は異常なしだった。よかった。わたしが倒れたら、父の今の暮らしは成り立たなくなるから。

 

…しかしまあ、わたしが倒れることがあっても、それは、大きな「流れ」のなかでは、「そうでなければならない」のだから、あらがわずに、父やわたしや家族やみんなにとってベターな選択肢を探って、わたしにできることをしていくだけだ…。(そういう場合のことも考えておこうと思った)。

ともあれ、そんな風に考えられるようになって、わたしにとって、人生に「不条理」というものがなくなり、人生がとても楽になった。

 

さて、今日は父のお昼ごはんにお弁当を作った。父に、お弁当箱に入ったお弁当を作るのは、この歳になって初めてだ。けっこう感慨深く、お弁当箱に父の好きなものを彩りよくきれいに詰めた。

が、帰ってみると、お弁当箱とお茶碗とどんぶりが流しに置いてあった。

わたし「あれ?このお茶碗とどんぶり、どうしたん?」

父「移しかえたんじゃ」

わたし「なんで?」

父「温めたんじゃ」

わたし「そ、そうなん…。」

父「ふむ。」

父は、お弁当箱のままで食べず、お弁当箱からわざわざ、ごはんはお茶碗に、おかずはどんぶりに、どさっと移して、レンチンしたのだ。彩りも詰めかたもあったもんじゃない。わたしはこのお弁当を、父が温めて食べることを想定してなかった。とほほ。

 

お弁当箱のままレンチンもできるのだが、加熱しすぎてお弁当箱が痛まないように何ワットで何分だなどと、今の父にとって「新しいこと」を言っても、混乱させてしまうだけで、「上書き保存」はなかなかうまくいかない。

なので、今度からは、お弁当箱に詰めずに、最初から自動レンチンしやすいように、お茶碗とお皿に盛っておくことにする。

 

かくして、父のお弁当をお弁当箱に詰めるのは、わたしの人生で最初で最後の日となったのだった~。

 

さてさて、9/30スタートの流山パセージが、いろんな方々のご縁にささえられて、今日明日のうちに成立しそうだ。

とても嬉しい(涙)。 

参加をご検討中のみなさま、お申込みはお早目に!