昨日は雪が積もった。
雪は午後から雨に変わったけれど、気温は低くて、寒い一日だった。
父のところへ食事を運ぶときに、外階段に雪が積もっていて、底がギザギザの長靴を履いていても、滑りそうになった。
危ない危ない。
しかも、長靴に穴があいていたようで、靴下が濡れて、足先が冷えきってしまった。
作業用のしっかりした長靴だが、おもに庭いじりで、かれこれ10年ほど、よく履いた。
今年は、新しい作業用の長靴を買おう。
雪が音を吸い込み、外はしんと静かだ。
急ぎの用事は終わっている。
こんな日は、暖かい部屋で、ゆっくりお茶の時間をとろう。
一番簡単な焼き菓子のスコーンを焼いた。
…春に思いを巡らす。
今年はほとんど家にいる毎日なので、春になったら、庭いじりにじっくり取り組もう。
新しい長靴を履いて、
父のところの小さな庭に、鉢植えの薔薇をおろして、
そして、ハーブのコーナーも作ろう。
薔薇もハーブも、地植えはたくましくぐんぐん成長していくので、小さな庭が、ジャングルにならないように。
…さて、今日はといえば、
一転して、暖かくなった。
春の日差しだ。
なんとなく活動性が上がる。
午前中は、父の家のカバー類の洗濯をした。
午後からは、買い物へ行き、作り置きのおかずを作った。
また寒い日もあるだろうが、こうして行きつ戻りつして、春になっていくだろう。
いわゆる「季節の変わり目」で、
自律神経が不調になり、花粉症にもなるのだが、
春に手が届きそうでまだ届かない、不確かで胸苦しい、立春すぎのこの時期が好きだ。