飲み込み

今日は梅雨の晴れ間で、一日中ピカピカ晴れだった。

父の家の洗濯機を3回まわして、毛布やカバー類を洗って干した。

きれいになって、たいへん気持ちが良い。

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先日、父がケアマネさんに、「食事を飲み込むときに、水を飲まないと詰まる感じがよくある。」と話した。

そうなんだ…

いつも「おいしく食べられる」と、食事の時間を楽しみにしてくれているのだが、

1歳2ヶ月のあーくんでも食べられる、後期離乳食のような、やわらかなものを作って持っていくのだが、

飲み込みで詰まる感じがよくあるということは、

やはり嚥下の力が弱ってきているのだ。

 

父は、歯が丈夫で、全部自分の歯なので、「よく噛んで食べるから大丈夫じゃ。」とわたしには言う。

歯が丈夫でも、咽頭や食道の機能低下は少しずつ進行している。

いつの日か食べられなくなる日がくるだろう。

父は胃ろうはしないと言う。

食べられなくなるその日まで、口からおいしく食べてもらいたい。

離乳食を反対にたどっていくような、ミキサーですりつぶすなどの調理法の工夫はまだまだできる。

 

嚥下のリハビリ体操があるので、訪問リハビリの先生に相談したら、父に教えてくださった。

首や口や舌を動かしたり、声をだしたりする体操だ。

そのリハビリ体操を、食べる前にやるとよいとのこと。

やりすぎると、くたびれるので、負担のない程度にやってもらいたい。

 

父は老衰で死にたいという願いがある。

わたしも、その願いを支えたい。

…死に方は、選べないのだけど、

できれば、転倒とか窒息といった事故死を避けられるといいなと思う。

そのために、できることをしよう。

人事を尽くして天命を待つだ。

…肩の力を抜いて、を忘れずに(笑)