ショートステイ

今年9月に関西方面で行われる、シンポジウムの司会の仕事を、父とも相談した結果、お引き受けした。

司会はツイン司会だ。

ツイン司会は、初めてだが、シンポジウムの準備段階から、さまざまな可能性が広がるので、勉強になるだろう。

そして、ツイン司会だと、当日までのオンラインでの準備段階でも、シンポジウム当日でも、司会のどちらがもし万一何かの不都合が生じたときに、人々に迷惑をかけてしまうリスクが少なくなる。

無いとは思うが、父の介護をしている今のわたしにとっては、ツイン司会は大変ありがたい。

 

…昨年の8月末に父が退院して在宅介護に入って以来、わたしは自宅から10キロ圏内で暮らすという限界設定して暮らしているが、このシンポジウムのお話をうかがったとき、例外的に限界を超えて、是非ともやらせていただきたい仕事だと思った。

そのためには、父にショートステイを最低でも2泊3日利用してもらうことが必要となる。

父は身の回りの世話と見守りがなくては暮らしていけないからだ。

 

父に相談すると、「それは(シンポジウムの司会)よい仕事じゃし、年に1度程度なら、よかろう。」とあっさり承諾してくれた。

デイサービスもショートステイも、「好かん」という理由で、一度も利用したことがない父にすれば、精一杯の親心からの協力だと思った。

ありがたいことだ。

 

さっそくケアマネさんに相談した。

ショートステイの申し込みは2ヶ月前からだそうで、

9月分は、7月1日から受付が開始される。

 

ケアマネさんは、父に合いそうなショートステイを3つ選んで示してくださった。

1つ目は、すぐ近くで、小規模2階建て。築年数は15年くらい。部屋は個室で洗面所がついていない分、部屋代が安い。

2つ目は、市内で、わりと大規模で3階建て。数年前に建ったようだ。部屋は個室で洗面所がついている分部屋代が高い。食事に力を入れていて、その分食事代が高い。

3つ目は、市外で、2つ目と条件はほぼ同じ。

どれもトイレは、2~3室で共同ということだ。父の場合はポータブルトイレの対応もしてくれるそうだ。

 

父は、洗面所が室内についているのが良いという理由で、2つ目を選んだ。

パンフレットを見ては、「ホテルみたいじゃ。」「こんなに品数が多いと食べられんから、ご飯を減らしてもらおうかの。」などとけっこう楽しみにしているようだ(笑)

 

食事は、嚥下能力によって調理法が違うそうだ。

介助つきで入浴もさせてもらえ、洗濯までしてくれるそうだ。

介助つきで、体操などの運動もさせてもらるそうだ。

至れり尽くせりのようだ。

 

今日ケアマネさんがいらして、父が希望するショートステイの予約がとれたとのこと。

ショートステイ、父もわたしも、ワクワク・ドキドキだ。さて、どうなりますことか…。