東京に住む次女が、公園でカラスに襲われたという。
2歳と1歳の子どもたちを連れて、自転車でちょっと遠出して、初めて行った公園での出来事だったそうだ。
木がたくさんあって日陰で涼しそうな公園で、
木の下に自転車をとめて、そばにあるシーソーやブランコで遊んだ後、次女が水筒を取りに自転車に戻ったら、一撃されたと言う。
自転車をとめていた木の上に、カラスの巣があったらしい。
孫たちは攻撃されなかったそうだが、次女と孫たちが公園を出て行くまで、カラスは次女の頭を、足で何度も突いて攻撃したというorz
次女たちが公園の外へと逃げるまで、近くにいた工事のおじさんや、歩いていたおばさまたちが、泣く孫たちを避難させてくれたりと助けてくれたそうだ。
そんな彼らもみな攻撃されたという。
カラスは完全にキレていて、公園内を歩いていたり近くに立ってる人みんなを攻撃して、カーカーバッサバッサ公園中飛び回ってたという..
公園の近所に住むおばさまの話では、以前、くちばしで一撃されて出血した知り合いがいるとか…orz
今回の体験で、次女は、カラス恐怖症になったと言っていた。
怖かっただろう。
怖いだろうに、「あの公園には二度と行かない」と言いながら、翌日も子どもたちを連れて、いつも行っている近所の公園に遊びに行っていた。
外遊びが好きな子どもたちの楽しみを奪いたくないという思いのほうが、カラスへの恐怖よりまさったのだろう。
母は強しだ。
カラスはこの時期、巣を守るために攻撃的になるらしい。
カラスの母親も命をつなぐために必死なのだろう。
カラスが、理性?を失わず、小さい孫たちを攻撃しなかったことは、よかった。
わがやの周辺は、開発が進んではいるものの、カラスが子育てするような森はまだ残っているので、人々が攻撃されたという話は聞いたことがない。
なんとかまだ、カラスと人間が共存できているのだろう。
都会では、その均衡が崩れるときがやってきているのだろうか…。
調べると、
カラスがいるからと、カラスの方をじろじろ見てはいけないとか、
背中を見せて逃げると攻撃されるので、後退りして逃げるとよいとか、
逃げるときは手をまっすぐ上に挙げて逃げるとよい、なぜなら、カラスは障害物によって翼が傷つくことを恐れるのだ、とか、
傘をさしていると攻撃しないとか、
ただし、まっすぐ挙げた手や、さしている傘を振り回すと、攻撃されるだとか、
防御の方法がイロイロあげられていた。
次女も長女も夫もわたしも、家族みんなでたいへん勉強になった。
生きとし生けるものが共存共栄していけますように、と願わずにはいられない。