小3と小1と2歳の孫たちと味噌作りをした。
孫たちは初めての味噌づくりだ。
泊まり込みでやってきた。
出来高12キロ作る予定だが、まずは半分の6キロ分を作った。うちの鍋やコンロの数だと、1回につき6キロが扱いやすくてちょうどよい。このくらいだと、いつもの台所仕事をしながら、負担なく、味噌を作れる。
まずは前日15時半から当日9時半まで18時間、大豆 1.3キロをもどす。
大豆がしっかり水を吸っているのが秘訣その1だよ…と孫たちに伝授する(笑)
直径22センチ深さ26センチのずんどう鍋一杯に膨らんだ大豆を、ふたつの鍋にわけて、アクを取りながら、ゆるやかに対流させながら、コトコトと3時間ほど煮る。小指で押してもすぐ潰れるくらいやわらかく煮上げるのが秘訣その2だよ。
煮上がった大豆を、頑丈なビニール袋にいれて、みんなでふみふみ。「やわらかいね」「ふわふわしてる」「あったかくていい気持ち」とわいわい。
大豆を潰したら、塩切り麹(白米麹2.020キロ+塩750g)をくわえて、みんなで混ぜ混ぜ。「ねんどみたい」「おだんご作れる」とわいわい。
みんなの常在菌も混ざって、世界で一つのお味噌になる。
容器に、味噌をだんごにして隙間なくいれて、仕込みは終わり。今回はやや固めに仕上がったが、これも個性だ。
10ヶ月寝かせると発酵が進んで熟成したおいしいお味噌が出来上がる。
容器は、四角のホーロー容器3キロ入りが使い勝手がよくて気に入っている。
今回は味噌の出来高6キロ分なので、容器2つ分だ。
この容量サイズだと、味噌を天地返ししなくても、10ヶ月間ほぼ放っておいても、カビも生えずにちゃんと育つし、キッチンの収納棚奥に重ねて保管できるので便利だ。
さあ、明日からは、おせち料理の準備だ。
父が「正月気分を味わいたいから、おせち料理をたくさん食べたい。」と楽しみにしている。がんばって作ろう。