よかれと思って

今日も暑い。

夕方は日が暮れるのが早くなってきて、熱を持った地面に水まきをしなくてもよいくらいになったが、昼間の猛暑は一向に収まりそうもない。

 

孫たちが帰ったあと、大洗濯と大掃除をしたら、いつものことながら気が抜けてしまった。

昨日は父の介護以外は、エアコンがきいた部屋のソファーに寝そべってボーッと放心状態だったw

今日は元気になったので、父の朝の介護がおわった9時半過ぎから、近所のスーパーへ自転車で買い物へ行った。

ところがやはりボケていて、10時からオンラインのアドラー柏の会に参加予定だったことをすっかり忘れていたw

お世話さんからの、どうしましたかメールで気づいたw

あわてて家に帰って、途中参加した。

 

オンライン柏では、ある方の事例を、アドラー心理学にもとづいて、みんなで考えた。

Passage Plus(パセージプラス)テキスト、8-Lに書かれている、

人間の行動はすべて私的論理にしたがっておこなわれます。ですから、親は親の私的論理でもって「筋の通った」行動をしていますし、子どもは子どもの私的論理で「筋の通った」行動をしているのです。しかも、私的論理が違うので、摩擦をおこしてしまうのです。では、親の私的感覚なり、私的論理なりは正しくて、子どもの私的感覚なり、私的論理は間違っているかというと、かならずしもそうではありません。

(中略)

子どもの行動の目的はいつも「所属すること」です。所属することは善い意図です。ただ、ある場合には不適切な対処行動、つまり私的感覚を実現できないような対処行動を選択しています。それでも、所属という善い意図をもっている点で、「筋が通っている」のです。

ということについて、事例を具体的に考えていった。

人は誰でもよかれと思って振る舞っている。

自分もそうだし、相手もそうだ。

それぞれ「筋が通っている」。

相手の振る舞いが、たとえば自分にとって「不適切な行動」に感じたとしても、相手は所属するために、よかれと思ってやっていると考えてみると物語が変わる。

そして、自分も相手も周囲の人々も、ともにハッピーになるために「私にできること」が見えてくる。

…心の洗濯になった。

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9月5日(火)に、習志野市で『プチ・パセージ』が開催されます。『プチ・パセージ」とは、アドラー心理学のグループ体験にもとづく育児学習コース『Passage(パセージ)』の一日体験版です。

お申込み・お問合せは、adler.narashino@gmail.comアドラーならしの)まで。