まんなか辺り

 

丸投げでもなく、丸抱えでもなく - circulus-lacteus’s diary (hatenablog.com)

チェックリストその後 - circulus-lacteus’s diary

薬の管理のその後について、

昨日訪問診療の先生がいらした。

薬の処方箋について、先生は、ニコニコと「おっしゃる通りに作ってきましたよ。」「ところで、☆☆の薬はFAXには書いていないようでしたがまだありますか?」とおっしゃった。

父は、「☆☆の薬はまだあります。FAXを送りつけて、押しつけるようで、すみませんなあ。」と言った。

先生は「いえいえ、ご自身でお薬の管理をなさることは、なによりです。」とおっしゃって、「これでよろしいですか?」と処方箋を父に渡した。

父は確認して「はい、これでよいです。」と言った。

 

…だが、先生が帰られたあと、

「☆☆の薬は頼んでないのに、処方箋に書いてきて、要らんと言われて、消して訂正印を押しておる。こういうことをするから間違いが起こるんじゃ。」と不満そうだった。

父が前回は頼んだけど今回は頼んでいない☆☆の薬が、処方箋に載っていて、診療時に先生が父に確認後、それを線で消して、訂正印を押されたのだ。

先生としては、父と会って話を聞き、父と相談の上、最終的にお薬を決定なさりたかったと思う。

 

父に、「☆☆の薬のこと以外は、こちらからFAXで送った通りだよ。薬の名前の書き方とか順番とか数量とか、そこはお父さんの要望には沿ってくれているよ。病院としてできない部分もあると思うよ。これで良しとしようよ。」と言うと、

父も、「まあ、そうじゃな。」と言っていた。

そして、「またこれからも送ってやらんといけん。」と、これからもFAXを送る気で満々だ。

 

診療所としては、100でもなく0でもなく、まんなか辺りの対応をしてくださったのだと思った。

父も父なりの貢献感を保てる。

面倒なことに丁寧に対処していただき、ほんとにありがたいことだ。

 

色々な患者さんがいることだろう。

法的・制度的にできる範囲で、患者それぞれの要望に寄り添って、対処してくれていると思った。

 

父の薬の件はたぶんこれで動いていくと思う。たぶん。。。